Origami doctor's diary

歯科麻酔学会認定医試験勉強のアウトプット用ブログでした。参考とした教科書や参考書などを紹介します。現在は障害者歯科学会認定医勉強用になりました。

2019.4.15 MGH輪読会

p94-101

 

 

Ⅵ.副腎髄質疾患

 A.生理学

 B.褐色細胞腫

Ⅶ.下垂体疾患

 A.下垂体前葉

 B.下垂体後葉

Ⅷ.カルチノイド

 A.カルチノイド腫瘍

 B.カルチノイド症候群

 C.臨床所見

 D.治療

 E.麻酔管理上の留意点

 

p94

褐色細胞腫

術前の診断が大切であり,術中に診断された場合の死亡率は50%に近い.治療は切除である.

→術前の評価

カテコールアミンによる拡張型心筋症または肥大型心筋症は,患者の20~30%に認められる.

α遮断薬を十分に遮断するのには7~14日も要することがある.手術可能となる臨床的な目標は,座位の血圧120/80mmHg以下が少なくとも24時間達成できて,起立性低血圧(80/45mmHg以上),最大でも5回/minの心室期外収縮,心電図変化を1~2週間認めない,鼻閉などが挙げられる.

→この鼻閉は,おそらくα刺激薬で血管収縮する際に鼻閉が一時的に改善する事の逆の作用と考えて良いと思われる.

 →麻酔管理上の目標

副腎クリーゼを引き起こしうる低血圧と交感神経系緊張を避けることである.

交感神経様作用,迷走神経抑制作用,ヒスタミン遊離作用のある薬物は避ける.

 

p98

低ナトリウム血症に対してナトリウムを含む輸液は,症状のある重症症例に対してのみ行い(<120mEq/L),0.5mEq/L/hrを超えない速度で緩徐に補正する.

ナトリウムを含む輸液は症状のある