Origami doctor's diary

歯科麻酔学会認定医試験勉強のアウトプット用ブログでした。参考とした教科書や参考書などを紹介します。現在は障害者歯科学会認定医勉強用になりました。

2019.4.1 MGH輪読会

本日より研修医が一人新たに参加となりました。

 

p80-87

 

 G.糖尿病患者の麻酔管理上の留意点

Ⅱ.低血糖

 A.病因

 B.症状と徴候

 C.麻酔管理上の留意点

Ⅲ.甲状腺疾患

 A.生理学

 B.評価と検査所見

 C.甲状腺中毒症

 D.甲状腺機能低下症

 E.甲状腺手術

 

 

p80

血糖値が350mg/dLを超えていて,もし血糖値が改善できるのであれば,手術は延期すべきである.

血糖値は120~180mg/dLに維持することを推奨する.

血糖が高い場合の問題点の整理

→白血球の走化性と機能の低下,感染症発症率の上昇,創傷治癒の遅延,浸透圧利尿による脱水,血液粘度を上げて易血栓形成状態となる.

 

p81

インスリンで治療されている患者の血糖管理は,

・頻回な血糖測定(2~4時間ごと)

・皮下からの吸収は信頼性が高くないので,手術中は経静脈的なインスリン投与が望ましい.静注の場合は,血糖値が安定するまでは1時間ごと,その後は2時間ごとに血糖測定を行う.

 

p83

関節の硬直化が気道管理を困難にし,約30%が挿管困難と考えられている.

 

p84

無自覚性低血糖

→長期糖尿病患者や,低血糖歴のある患者では,低血糖に対する交感神経系の反応が消失しているため.

 

p84

T3の80%は末梢組織でT4から変換されて生成される.T3はT4に比べ20~50倍強力だが,半減期が短い.両者ともにほとんどが血漿タンパクと結合しているが,結合していない遊離型のみが生物学的活性をもつ.

甲状腺機能のスクリーニング検査としては,血清TSH測定が現在のところ最も良い.

機能低下症:TSH上昇

機能亢進症:TSH低下