Origami doctor's diary

歯科麻酔学会認定医試験勉強のアウトプット用ブログです。参考とした教科書や参考書、関係のない読書本も紹介します。

2019.3.18 MGH輪読会

p63-p69 

 

5 肝疾患患者での注意事項

Ⅰ.肝臓の解剖

 A.肝臓の構造

 B.肝血流

Ⅱ.肝機能

 A.合成と貯蔵

 B.分解

 C.薬物代謝

Ⅲ.麻酔薬の代謝

 A.静脈麻酔薬

Ⅳ.肝疾患

 A.肝疾患分

 B.肝疾患の症状

 

 

p63

肝血流は25%が肝動脈からの血流で,肝臓で消費される酸素の50%が肝動脈から供給される.肝血流の75%は門脈からの血流であり,肝臓で消費される酸素の50%が門脈から供給される.

 

p64

第Ⅱ,Ⅸ,Ⅹ因子の半減期はそれぞれ約60時間,24時間,36時間であるため,これらの凝固活性が低下INRの延長として抗血栓性効果が発現するまでは約4~6日を要する.

 

肝臓はステロイドホルモンを分解する主要な臓器であるため,肝機能障害はステロイド過剰を生じる.血清アルドステロン値やコルチゾール値の上昇はナトリウムと水の再吸収を増加させ,カリウムが尿中に排泄される.その結果,浮腫,腹水,電解質異常など,肝機能障害でよくみられる臨床症状を呈する.

 

p65

肝除去率が高い薬物は腸管で吸収された後,体循環に到達する前に肝臓で代謝される(初回通過効果).

肝除去率が高い薬物は,経口投与による生物学的利用率が低い.

→当たり前だが,だから静脈投与は効果が大きい.

 

p67

幹事より

「羽ばたき振戦を説明できるか?」

手関節を屈曲させたまま手指と上肢を伸展させ,その姿勢を保持するように指示すると「手関節及び中指関節が急激に掌屈し,同時に元の位置に戻そうとして背屈する運動」が認められる.