Origami doctor's diary

歯科麻酔学会認定医試験勉強のアウトプット用ブログです。参考とした教科書や参考書、関係のない読書本も紹介します。

2019.3.4 MGH輪読会

p44-p52

 

 4.循環血液量

 5.浸透圧平衡

 6.1日の成人の水分摂取量

C.電解質平衡

 1.ナトリウム平衡の障害

 2.カリウム平衡の障害

D.腎外性の調節・代謝機能

 1.エリスロポエチン

 2.ビタミンD

 3.副甲状腺ホルモン

 4.ペプチドホルモン

Ⅲ.腎不全

A.急性腎障害

 1.疫学

 2.病因

 3.分類

 4.診断

 5.予防

 6.治療

B.慢性腎臓病

 1.疫学

 2.病因

 3.臨床所見

 4.治療

 

p44

対向流増幅効果

→Henle上行脚におけるNa+の間質への移動とそれに伴う間質浸透圧の上昇

 

p45

高ナトリウム血症の場合の水分欠乏がある場合は以下の式で補正する.

補正すべき容量(L)=[0.6×体重(kg)]×([Na+]ー140)/140

循環血液量減少性高ナトリウム血症は,下痢や嘔吐などNa+の喪失を上回る水分の喪失や,口渇感の障害や意識障害による不十分な水分摂取によって引き起こされる.血行動態が不安定になったり低灌流の確証があれば最初の輸液で0.45or0.9%NSを使用.補正後は5%ブドウ糖液でNa+濃度が低下するまで補正する.

 

p46

アルカローシスによりカリウム分布は変化する.したがって,過換気や炭酸水素ナトリウムの投与による急激なアシドーシスの補正は,好ましくない低カリウム血症を引き起こす.

 

p47

高カリウム血症の治療には,心電図変化に対して0.5~1.0gのCaCl2を緩徐に静脈内投与する.

→大塚塩カルの添付文書を見ると,1管20mL含有されており,1管0.53gのCaCl2が含有されている.5~10minかけて静脈内投与する.となっている.

高カリウム血症では,細胞外のKが高いので電位差が小さくなりNa流入による脱分極が起こりにくい状況にある.Na開かずCaのみで脱分極をしようとするとp波が消え,繰り返す筋収縮により心室細動に至る.Ca投与は膜電位を低下させ心筋膜を安定させて心室細動を起こりにくくする作用がある.

 

高カリウム血症に対して,50~100mEq/Lの炭酸水素ナトリウムを5分かけて静脈内投与する.

 

p48

腎不全の定義は

血清クレアチニン値の0.5mg/dLの上昇もしくは50%の上昇,あるいは血清クレアチニン値が2mg/dL以上と報告される.

 

p50

血液透析患者では,体液と電解質が再分布するのに6時間はかかるため,透析直後の血液サンプルの値は正確ではない.