Origami doctor's diary

歯科麻酔学会認定医試験勉強のアウトプット用ブログです。参考とした教科書や参考書、関係のない読書本も紹介します。

腎臓・ネフロン

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腎小体:糸球体+ボーマン嚢

尿細管:近位尿細管+ヘンレ係蹄+遠位尿細管+集合管

輸出動脈となった後に,ヘンレ係傍と並走する.教科書には,血管の走行が載っていないので,こちらの方がわかりやすいかもしれない.

 

 

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Q.アルドステロン,バソプレシンの作用部位はどこか.

アルドステロンは,レニンーアンギオテンシンの流れの中で分泌されるため,レニンが分泌される傍糸球体の近くの遠位尿細管と覚える.

また,PTHも遠位尿細管に作用し,Caの再吸収,骨からのCa遊離を促進し血中Ca濃度を上げる.

バソプレシンは水の再吸収を行い(これのみ),一番都合の良い集合管で行われる.

ちなみにANP(心房性ナトリウム利尿ペプチド)も集合管に作用し,こちらはNa再吸収を抑制し利尿させる.

 

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41-2-23

水の再吸収が多いのはどの部位か

a. ボーマン嚢
b. 近位尿細管
c. 遠位尿細管
d. ヘンレ係蹄下行脚
e. ヘンレ係蹄上行脚

 

 

教科書からの付け足し

ブドウ糖の近位尿細管からの再吸収はNaと共輸送により行われ,100%吸収される.BS180~200mg/dlを越えると尿糖+となる.

・H+の分泌は近位尿細管及び遠位尿細管により行われ,Na+-K+交換輸送体によってNaが再吸収される.

・K+の分泌は,アルドステロンの作用によりNaと交換輸送で分泌される.

 

濃度単位について付け足し

・容量モル濃度:mol/L,mmol/L

・当量濃度:Eq/L→Na+は1mmol/L=1mEq/Lだが,Ca2+は1mmol/L=2mEq/L

・容量オスモル濃度:Osm/L

→解離しないグルコースは1mmol/L=1mOsm/L

 NaClはNa+とCl−に分離し1mmol/Lが2mOsm/Lでかつ2mEq/L

 CaCl2はCa2+とCl−が2つに分離するので1mmol/Lが2mOsm/Lでかつ4mEq/L